不眠症を含めて種々の症状に不安症状が絡むことがあるので、精神科の研究会に参加してきました。普段、精神科の講演はあまり聞かなので、なんか文学的な雰囲気ですね。今まであまり勉強していなかったのですが、うつ症状にはセロトニンとノルアドレナリンによる症状があります

。パーキンソン病でもうつ症状を呈することはありますが、これはドパミン枯渇による症状で、微妙に異なったものです。これらの症状を考慮して選択的セロトニン再取り込み阻害薬、セロトニン・ノルアドレナリン製取り込み阻害薬、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ剤を使い分けているようです。明らかなうつ病の場合には精神科に依頼させていただきますが、微妙な病態ではある程度の対応も必要であり、少し勉強になりました。

指導医をした研修医の先生はいましたが、アウェイ感満載で懇親会は出席せず帰宅です。みんな頑張ってください。