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筋萎縮性側索硬化症
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は運動神経の病気で種々の運動が障害される進行性の病気です。その疾患に対する研究会がありました。運動神経の障害と言っても症状は様々です。感覚の障害はありませんが、物忘れ症状も合併することもあります。早期の診断で対応を早くすることが大事です。現在、興奮性アミノ酸のグルタミン酸阻害作用のあるリルゾール、抗活性酸素薬であるエダラボンが治療薬としてありますが、有効性は乏しい状況です。今回現在臨床研究中の薬剤(AMPA受容体拮抗薬のあるべランパメル、神経栄養因子、高用量メコバラミン、ボスニチブ、ロピニロール)について教えていただきました。有効性があることを期待します。
最近、スポンジボブの作者がこの病気で亡くなられました。スポンジボブはインスブルック留学中に子供たちが喜んで見ており、助かりました。ドイツ語なのにお大笑いしていました。帰国時にはDVDまで買って帰りましたが、日本語はなく今でもたまに見ています。いろいろとお世話になった気がするので、残念ですが、ご冥福をお祈りします。