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公民館巡り2
今週は車尾公民館で講演です。
前回の続きとして、睡眠が種々の疾患の関りがあることを話をします。神経内科医としては不眠症があると、認知機能が低下するリスクになることが気になります。その中で、特徴的なものとしてレム睡眠行動障害の説明の上で、レビー小体型認知症発症リスクが高いことを説明しました。もう一つは睡眠時無呼吸症候群です。生活習慣病のリスクになると共に、認知症のリスクも上がります。最後は不眠症です。睡眠がアミロイドβ排泄に関わっている可能性があり、睡眠時間が短くなると脳内にアミロイドβ蓄積することが示されています。不眠を放置するとアルツハイマー型認知症のリスクになる可能性があるかもしれないので、注意です。
次週に続く