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千代南中学校区PTA教育フォーラム

千代南中学校で『各年齢における睡眠について~良い睡眠で心も体も絶好調~』という題名で講演しました。用瀬の流しびなの館近くの学校で、自然豊かな場所です。サルやイノシシの出没も多いところだそうです。対象は保護者なので、子供から大人まで皆さんの睡眠について考えてみました。概日リズムから睡眠の基本的な話をした後に、年齢と共の睡眠の変化をお話ししました。年齢と共に遅寝遅起きから早寝早起きとなり、睡眠も浅くなり熟眠感も減り、目が覚めることも増えます。年齢をとるにしたがって睡眠の特徴を示してみました。小児期は寝る子は育つで長時間睡眠が青年になると夜行性の生活になりやすく、年を取るにしたがって太陽と共の生活になります。この状況にTVやネットの影響が拍車をかけ、睡眠時間の低下を起こしています。小学校、中学校でも問題になっているようです。時代と共にその影響は明らかですが、千代南中学校のデーターはいい方でした。ネット使用が長いほど、入眠時間が短くなります。短時間睡眠は文明社会による社会病といってもいいかもしれません。睡眠時間は個人差がありますが、適切な睡眠時間が身体的にも精神的にも重要です。睡眠衛生をよくすることで適切な睡眠にすることは大事ですが、病的な睡眠もあります。睡眠の病気も年代ごとに変化するため、紹介と共に怪しい場合は医療機関受診を薦めました。最後に、自分の睡眠歴を提示してみました。こう見ると、自分も子供を怒れなくなってしまいますね。何事も過度になると体に毒です。最後に千代南中学校、用瀬小学校、佐治小学校の校長先生と記念撮影です