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RBDとシヌクレイノパチー
レム睡眠行動障害(RBD)で受診される人もパーキンソン病等のシヌクレイノパチーへの進展を不安がっての受診する方が増えているような気がします。RBDに対応しだした時は本当かなと思って診療していましたが、フォロー中にシヌクレイニパチーに進展を経験することもあり、嘘じゃないと思うようになりました。この演題に対してWebセミナーがありました。現在、国立精神神経センターが中心となって、J-PPMIという登録研究が進んでいます。その講演で、2月20日発行されたPostuma教授の論文が紹介されました。なんと全世界で1280人フォローし、12年で73.5%、年6.3%の進展率だったようです。リスクになるのは、運動症状、嗅覚障害、認知機能障害、線条体ドパミン取り込み画像低下、色覚障害、ED、便秘、PSG上のRWAが挙げられていました。注意しながら、対応するしかありません。
十億のお弁当を見て、美味しそうに見えなければ、リスクありになるのか?嗅覚検査は行っていましたが、色覚もチェックしないといけないかもしれません。