のむらニューロスリープクリニックのむらニューロスリープクリニック

お知らせNews

身近な睡眠の問題(一般公開健康講座)

米子市文化ホールで『身近な睡眠の問題』として講演しました。座長は荒木医院の服岡先生です。奥さんの荒木先生は鳥取大学脳神経内科の後輩で微妙な恋のキューピーとをした過去があります。今日は開業医の先輩としていろいろと教えてもらいました。

まずは、睡眠についての話からです。睡眠、覚醒が二つのシステムで相互に働くようになっています。睡眠にもレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。レム睡眠は急速な眼球運動が特徴で夢を見る睡眠状態です。寝始めからノンレム睡眠で深くなり、浅くなったところでレム睡眠が現れます。これを約90分ごとに繰り返していきます。そうすると睡眠の問題は昼間と夜の両方にあることになります。つまり、夜間の睡眠障害の不眠と昼間の睡眠障害による過眠に分けられます。日本人のデーターでも不眠は21%、過眠は15%あるという報告があります。ここから過眠を起こす病気として概日リズム障害、ナルコレプシー、周期性四肢運動障害、睡眠時無呼吸症候群を説明しました。一方不眠を起こす過活動膀胱を中心とした他の疾患によるもの、むずむず脚症候群、睡眠時無呼吸症候群、レム睡眠行動障害について説明しました。最後に不眠症の話です。最近睡眠薬についての是非になります。ベンゾジアゼピンは内服していると認知機能が落ちるという報告と関係ないという報告があります。不眠症には睡眠薬を適切に使用してやめる方向に使用したいものです。こちらに対してのちゃんとした方法がないので、その検討として臨床研究の案内もしました。睡眠薬を2種類以上内服してやめたい人は御相談ください。今回はこのような話をさせてもらいました

会場もいっぱいで180人の方が聴講してくれました。質問で、馬が立って寝るという事を教わりました。レム睡眠がないのかなと思いましたが、調べてみるともともと睡眠時間が短く、断片的で当たって眠れる膝の構造になっているそうです。レム睡眠はあるようでした。また、横になって寝ることもあるようですが、長時間になると内臓に負担がかかるそうです。勉強になりました。