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ガランタミン
フランスで抗認知症薬が医療保険から除外されましたが、認知症の治療効果は緩徐です。神経変性疾患自体が現状で根治が難しいので、少しでも症状を緩和したい、進行を遅らせたいというのが現状の目標です。ガランタミンは作用機序としてアセチルコリンエステラーゼ阻害作用と共にニコチン性アセチルコリン受容体へのアロステリック作用がユニークです。これがアミロイドβの貪食作用など神経保護作用を動物実験レベルでは認めているようです。夢のある作用機序なので、希望を持っての治療となります。
女性の方は認知症になった時に料理がうまく作れなくなったりします。反対に料理を作ることは手順を考えながらの作用ですから脳トレとしても重要です。ビストロドスズキのお弁当はおかずがいっぱいです。こういう料理を作っていると認知機能的にも有効なのかな。