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社会状況を踏まえた不眠治療
鳥取県西部医師会臨床内科医会で発表させていただきました。
不眠症がテーマでしたので、現状の問題点として睡眠医療がまずちゃんとした学問として一般的に浸透していないこと、病院では不眠時アモバン等の入院時指示で使用されていることが問題と提起しました。不眠症には種々の原因があり、原因を検索の上で治療をしていかないといけません。
ストレスでは不眠発症、腰痛、睡眠の不適切な環境、寝酒、夜間頻尿の対応で軽快した症例を提示いたしました。
最近、患者様から睡眠薬を飲んではいけないと言われましたと相談を受けることもあるため、出所を調べると週刊誌だったようです。
ただ、嘘でもない事実もあり、ガイドラインでも睡眠薬を適切に使用し、減薬・中止を目標にすることをうたっています。
まずは、患者さんと話をして原因を究明することが不眠治療の原点だというこうことです。