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山陰カテコールアミン研究会
清水先生のSUDOSCAを使用して発汗障害の話しに感銘を受けてから、『パーキンソン病の睡眠関連』として講演しました。夜間の良眠はパーキンソン病の運動症状を良好にします。一方、排尿障害、運動症状により睡眠障害を起こし、悪影響を起こすこともあります。しっかりと鑑別の上で不眠への対応を行います。睡眠薬を始め種々の薬剤で不眠への効果が報告されています。それらを個々の患者さんで検討することが大事です。もう一つの関心事はレム睡眠行動障害(RBD)です。これは認知症の悪化因子にもなります。RBDにも種々の薬剤の有効性が報告されいています。夜間不眠、RBD両方にトレリーフの有効性の報告があるので、自験例での有効性を後ろ向きに検討してみました。副次効果も考慮した薬剤選択も治療のひとつです。
特別講演の石浦教授の臨床とリンクした遺伝子研究は脱帽モノでした。懇親会でも貴重な話しが聞けて有意義な講演会でした。