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ハルロピテープ発売3周年記念講演会in米子
大阪大学望月先生と花島先生と共に同じ一室で講演の予定したが、コロナ禍で個別での講演となりました。講演前に注意を受けての開始です。パーキンソン病(PD)のCDS治療ではこのような薬があるため、これらの実際の症例を提示しました。CDS治療が長期予後に影響するかという意味で、ドパミン血中濃度が変化するレストレスレッグス症候群(RLS)についての治療について説明です。 RLSはドパミン治療が有効ですが、治療中にaugmenationの出現が問題です。長期間作用型の貼付剤ではaugmentationの出現少ないことを当院の報告を示しました。メタアナリシスでも貼付剤ではaugmentationの発生が少ないことが示されています。 これらのことよりPD治療においてCDS治療が有効であり、長期予後にも良い可能性があります。ここで、シャアーアズナブルの登場です。シャア語録に『戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ』というものがあります。『医療も、常に二手三手先を読んで行うものだ』ということで、レム睡眠行動障害(RBD)との関連です。 RBDはPDの前駆期と考えられます。 当院でもRBDフォローでPD等への進展がみられおり、対応が必要です。RBD患者さんへの当院での対応を示しました。
望月先生の講演ではPDで出現する異常シヌクレインの形状の変化を示されて、勉強になりました。異常シヌクレインの検出について尋ねたところ、罹病期間や重症度になく、髄液中に出現していれば、検出できるとのことです。これは予後予測にすごい技術だと感銘を受けました。また、RLSのところで他社製品を出していることを怒られました。その後、発展性のある話をいただき有意義でした。
本来なら食事に行く予定が、コロナ禍でANAのお弁当で終了です。食事会があれば、いろいろと根掘り葉掘り聞きたかったので、残念です。