昨日、鳥取市で医師会公開県講座で『あなたにも潜む睡眠障害』で話をしてきました。初めて鳥取県健康会館に行きましたが、立派な講堂があります。100人越えの参加者がおられたようです。

話の内容は以下の通りです。

まず睡眠と覚醒が表裏一体になっており、睡眠が日常生活に多大な影響を与えます。睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があり、年齢と共に変化していきます。睡眠障害というと不眠症をイメージしますが、種々の原因があり、ガイドラインで診断フローチャートも役に立つことを示しました。睡眠障害には好発年齢で種々の病気があり、それぞれへの対応が必要です。5人に1人が睡眠障害がありますので、睡眠環境をよくする努力の上でうまくいかない場合には早めの対応が大事です。質問もたくさんいただきましたが、中々睡眠障害をトータルで診療する病院も少ないようで、鳥取市でも対応が出来なくなっている状況を後から聞きました。

会場にはお会いできませんでしたが、鳥取市立病院看護師山本さんも来てくれていたようでした。お土産までいただいてありがとうございました。また、いつかお会いできればと思います。

ちなみに米子市では来年2月市民公開講座で話す予定です。興味のある方は聞きに来ていただければと思います。