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不眠症WEBセミナー

診療後に不眠症WEBセミナーで『睡眠障害における中途覚醒の再考』を講演しました。

不眠症には入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒があります。意外に中途覚醒の頻度が多く、年齢と共に増えていきます。この原因にも種々あります。まず、加齢と共に睡眠の変化があり、中途覚醒時間が増えます。それ以外に、夜間頻尿も睡眠効率の悪化を引き起こします。それ以外にもストレス、睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動なども原因になります。中途覚醒が主な不眠症の場合にはベルソムラの有効性も示されています。まず、大事なことは睡眠障害のパターンを見分けることです。アテネ睡眠尺度はその意味でも有用です。最後は、ボツになったスライドです。ダンブルドア先生も『困った時はもう一度元に戻って、やり直してみれば良いぞ』と言っておられます。中途覚醒の治療がうまくいかない時はもう一度鑑別をし直すことも大事です。