下関への配信です。初めての講演になるので、自分自身の不眠診療の歴史から開始し、不眠診療の進め方を症例提示でお話ししました。睡眠薬の分類を示した後、認知症や依存への注意点を提示します。2018年から3年経ったので、不眠症で受診した方の受診時の薬剤割合を提示します。3年間で認知されたのか睡眠薬使用する前に受診する方が増えました。睡眠薬の中では、講演の効果もあってか、ベンゾジアゼピンが減り、オレキシン拮抗薬が増えています。当院でのデエビゴの効果も良好で、確認できた方を対象にすると75％有効でした。色々と検討すると、ベンゾジアゼピン治療歴がある方は無効な方が多いです。特に未治療例の有効率は91％です。睡眠薬においてはせめて、『とりあえずベンゾ』の処方はやめて、『とりあえずデエビゴ』にしてもらった方が良いと思われます。

とってもジューシー（牛脂）なお弁当でした。楽しくしゃべって、胸が張り裂けそうだ。