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パーキンソン病のCDS治療の実際(パーキンソン病治療講演会)

鳥取大学脳神経内科 村上先生の座長で『パーキンソン病のCDS治療の実際』という内容でWeb講演しました。本来は倉吉で村上先生以下数人集まって、講演及び宇川先生の講演を聴講する話ですが、最近の新型コロナ感染蔓延のためにWeb講演になりました。村上先生がインスブルック訪問した時やクリニックに遊びに来てくれた時の写真を使って冬の寒さを吹きとばす熱い講演をと紹介してくれました。

本来は昨年3月に話す内容でしたが、1年経って自分なりの薬剤の使用経験も増えたので、自信をもってお伝え出来ます。まずは、ドパミンの持続的刺激(CDS)に必要性の説明の上で、症例を交えて有効性を紹介です。貼付剤のデメリットは適用部位反応が問題となります。そちらへの対応をしてきましたが、ハルロピテープは皮膚にも優しく有効です。CDS治療の有効性としてレストレスレッグス症候群のaugmentationの出現を例に話をしました。ドパミン治療中に出現しやすいものです。しかし、メタアナラシスではも貼付剤はaugmentationの出現率が低くなっています。ということで、パーキンソン病においても長期使用でメリットがありえます。ドパミン受容体のプロファイルの違いも考慮して治療を考えることが大事です。最後に、私の方もインスブルックで村上先生と撮った写真で締めました。

特別講演の宇川先生は今回画像の話しです。ただ、病態、生理を踏まえた画像の味方で勉強になりました。小脳への入力の中小脳脚が情報量が多いので太く、小脳から出力の上小脳脚は整理させて細いというのは説得力のある話でした。臨床だけでなく、基礎医学を含めての理解が大事だと痛感しました。

倉吉だとその後も話もできたのですが、今回はお弁当で終了です。村上先生の鳥大に帰ったので、また面白くなりそうですね。