2017年のインディー500優勝はドキドキものでしたが、今回もフロントアウトサイドの3番手でスタートです。これは期待されるかも。スタートでS.ディクソンが飛び出し、100週以上ラップリードです。これは厳しいが、5番手以内で狙える位置につけています。インディー500は最後の10周からのスパートが勝負です。そう思ってみていると、ピットアウトでA.ロッシと接触。左フロントタイヤが当たりましたが、フラントウィングにダメージなく助かりました。そのまま、ディクソンの後ろに、同じチームのG.レイホールと付けています。残り25周より燃調を濃くしてスパートでディクソンの前に出て引き離します。これはこのままいけるのかなと不安になりながら応援も。いい感じです。ただ、周回遅れの集団が現れ、ディクソンとの差が縮まる。周回遅れを抜きながら、ディクソンとの間隔を見ながらのレースで残り10周をきったところで、同じチームのS.ピボットがピート入り口にぶつかる強烈なクラッシュでフルコースコーション。これで勝ちました。今度は王者の走りでしたが、燃費的には厳しかったようです。再スタートで今日はいつも出遅れていたので、もし再スタートがあれば負けていたかも。ただ、この運も佐藤琢磨の力です。インディー500は優勝者は牛乳を飲むので、佐藤琢磨と一緒に嫌いな牛乳を飲みました。

F.アロンソも優勝を狙って出場する三大レースの一つですが、インディカー6勝中インディー500で2勝となると、インディー500マイスターになりますね。おめでとうございます。