睡眠障害と夜間頻尿の関係はどっちが原因か分からないことがあります。

今回、不眠症と夜間頻尿の関連した症例、睡眠時無呼吸症候群と夜間頻尿の関連した症例を検討してみました。睡眠障害全体からすると3％程度で、過活動膀胱の頻度からするとかなり少ない印象でした。加齢と共に睡眠障害、夜間頻尿とも起こってきやすく、関連するためにちゃんと確認することが重要です。疑問のあった前立腺肥大との関連をどのように鑑別するかについても鳥大泌尿器科本田先生に教えていいただき有意義でした。

その後、本田先生より『泌尿器科からみる夜間頻尿』という題名で泌尿器科的な対応の仕方を教えてもらいました。

特別講演では黒沢病院　伊藤一人先生より『PSA検診：最新エビデンス・実地医家での対応と将来展望』という内容でPSA検診の有用性を示していただきました。米子市ではPSA検診はありませんが、対象患者さん、数値ごとの対応の基準も示していただき、有意義でした。

泌尿器科の先生と同じ講演会というのは初めてで本当に勉強になりました。

せっかくので、座長をしていただいた佐久間先生と記念撮影です。導入から締めまで見事な座長でした。