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てんかんについて

熱中症が問題になる季節ですが、熱中症でも痙攣は起こります。この痙攣等が脳内の異常放電で起こり繰り返すものがてんかんです。正常脳波では左右対称性に8~13Hzのα波が規則的に見られます。このような脳波の中に棘波等の異常な波を認めるのがてんかん性の発作波です。てんかんの鑑別診断の上、脳波の所見よりてんかんの診断を下し、治療となります。発作型によって内服薬を調整するとともに、薬剤の機序を考慮し副作用に注意して使用します。妊娠や自動車免許等の社会的な側面も考慮し、治療しています。てんかんは若いころに発症する人が多いイメージでしたが、最近高齢発症も増えており、注意が必要です

気になる時は御相談いただければと思います。