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パーキンソン病関連疾患について

今回ののむニューレクチャーは『パーキンソン病関連疾患について』です。診察終了前から待っていただいて開始しました。徐々に聞いてくれる人も増えてきました。ありがとうございます。

パーキンソニズムという症状は振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害等の運動症状を言います。これはパーキンソン病だけでなく、多系統萎縮症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、脳血管障害性パーキンソン症候群等があります。その中で、パーキンソン病には種々のお薬があるので、その機序を説明しました。

ドパミン神経細胞の変性で起こるため、その補充を行います。

ただ、運動合併症が起こることがあり、持続的な効能のある薬剤のほうが安全です。

非ドパミン系薬剤はなかなか理解が難しいのですが、基底核の神経回路に従って話をしました。

難しい話しになってしまいましたが、このようなことを考えながら、治療しています。