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複雑部分発作

今日の説明会は複雑部分発作の話です。てんかん発作の分類で体の一部の症状に発作症状が出て、意識を消失します。全身発作に移行することがあり、受診されることがあります。てんかん発作のパターンで多いものですが、局所の症状では気づかれないこともあり、それをビデオで視聴しました。てんかんは100人に1人の確立であり、最近は年を取られた患者さんの初発例も多く、注意が必要です。脳波でてんかんの発作波を確認し、診断となりますが、ほとんどの方がてんかんの薬でコントロールが可能です。薬剤も多種ありますが、神経が電気信号を伝えるものであり、その異常伝導を抑えたり、抑制系を高めたりして治療します。こめくらのお弁当と共に勉強しましたが、この美味しいと感じる働きも味覚神経より電気信号で伝わっています。てんかんの発作は異常に発火している神経活動ですが、ただ神経系を抑えるため、通常の神経に作用するため、眠気やふらつきなどを認めることがあります。てんかんの発作型に合わせて適切な内服を行うとともに、副作用を少なくして治療を行うことが重要です。機序にも興奮性、抑制性といろいろとあるので、それを考えながら、治療となります。

今日はチェックシートをいただきましたので、ご参考にしてみてください

気になる方はご相談いただければと思います。