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不眠症について

4月の受診で不眠症が一番多かったため、不眠症についてお話ししました。現在5人に1人が睡眠に問題を抱えており、このことは私が行った大山町の調査でも同様の結果でした。その中で、不眠症は種々の原因で起きりうるので、その原因を見極め対応することが必要です。不眠症は死亡率が高くなりますが、その理由として生活習慣、うつ病、認知症を引き起こすことも要因と考えられます。睡眠習慣に間違った考えがある場合にはまずそれを是正しなければいけません。知らず知らずにやっていることもあります。

睡眠障害の診断・治療ガイドライン研究会でも提案しています。それで難しい場合には睡眠薬の使用ですが、これも睡眠、覚醒のメカニズムを理解した上で治療する必要があります。ベンゾジアゼピン、非ベンゾジアゼピン、メラトニン作動薬、オキキシン拮抗薬等種々の薬剤があるため、これらの薬を上手に使用し、出口を見据えて不眠症を治療していきます。

何か気がかかりなことがあれば、

それ、のむニューに聞いてみよ!